「お笑い」に関する独り言もしていきます! 和牛さんの『ゾンビ』ネタを挙げて。。。 #7
こんにちは、ダイスケです!!
いつもは映画についての独り言を綴っている私ですが、
これからは漫才やコントなどの「お笑い」についても
だらだらと戯言を記していきたいと思います。
やはりプロの芸人さんのネタは非常に芸術性が高いです。
社会的な問題を根本的なところで扱っていたり、
高い演技力で人間描写をしていたりと
映画と同じくらい考察のしがいがあると思うのです。
例えば、
昨年、2018年のM-1グランプリでの
和牛さんの1本目のネタ『ゾンビ』は非常に興味深い内容でした。
自分がもしゾンビになってしまったら殺してくれという流れで、
人間とゾンビの境界線はどこなのかというが大きなテーマだったと思います。
このテーマを噛み砕いてみると、生と死の境はどこなのか?という問題が浮かび上がり、
すなわち、脳死や安楽死についても考えさせられることになります。
もっと根本的に捉えて、二項対立へのアンチテーゼと考えてみると、
男と女という二項対立の脱構築(解体)=LGBTQ
といった考察も可能なのです。
境界線は決定不可能であり、それに関する現代の問題を考える機会を
「ネタ」は提供してくれるのです。
非常に考察する価値の高い「お笑い」をこれから不定期で考えていきますので、
どうかよろしくお願い致します!