『不徹底な』映画好きの独り言

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映画『イエスマン”YES”は人生のパスワード』考察! 〜超前向きな生き方!主人公の行動から考えるプランドハップンスタンスセオリー〜 #4

こんにちは!ダイスケです!

今回は様々なレビューサイトで高評価を獲得している映画

イエスマン”YES”は人生のパスワードについて考察していきたいと思います!

 

 

この作品は2008年にアメリカで製作されたコメディ映画で、監督はペイトン・リード、主演は人気コメディ俳優のジム・キャリーです。

ジム・キャリーといえば、代表作として『トゥルーマン・ショー』がありますね!

これについても記事を書いているのでぜひチェックしてみてください!!

 

tamadaisuke.hatenablog.com

 

 

あらすじ

銀行員のカールはいつもいつもプライベートでも仕事でも答えは「NO」と言い、友人との付き合いや様々な勧誘・職場の個人融資の審査などあらゆることを断る生活を送っていた。カールは3年前の離婚を引きずり親友・ピーターが婚約を発表するが喜べず、職場では上司・ノーマンから昇進話がダメになったと伝えられる。そんな中カールは、知人のニックから「“イエスマン”になって人生が変わった。お前も人生を楽しめ」と怪しげなセミナーの冊子を渡される。人との付き合いを断り続けて孤独死する夢を見たカールは将来が不安になり、見学のつもりでセミナーに足を運ぶ。

大勢の参加者がホールに集まる中、ステージに現れた代表・テレンスが初めて参加したカールに目をつけ対面式でイエスマンについて説く。テレンスはカールに、今後決断を迫られた時「イエス」といえば人生がすべて変わると伝える。続けてテレンスは、万が一それ以外の答えを言えば災いが起こると脅かされるカール。その場の雰囲気に押されたカールはイエスの誓いを立てるフリをしてやり過ごす。しかし外に出た直後、ホームレスから車に乗せて欲しいと言われたカールは、そばにニックがいたためつい「イエス」と答えてしまう。

カールは車中でホームレスの男が要求するまま「イエス」と答えるはめになり携帯電話や持ち金のほとんどを渡してしまう。ホームレスを降ろした後ガス欠になり連絡手段もないため数キロメートル離れたガソリンスタンドまでポリタンクを持って歩くカール。イエスマンなんてバカバカしいと思い始めた矢先、ガソリンスタンドでスクーターに乗る若い女性と出会う。置いてきた車の所まで彼女のスクーターに乗せてもらい、話の流れでキスまでしてもらい久しぶりに笑顔が戻る。

その後カールは、ノーマンから休日出勤を頼まれて「イエス」と答えたことで、昇進して給料が上がる。別の日、カールはピーターにこれまでの自分の言動を謝り、イエスマンになったことを伝える。しかしある時隣人からの頼まれ事を断ったカールが、直後に災難に遭うとテレンスの言葉を思い出し考えを改める。カールはこれ以降選択肢には必ず「イエス」と答えるようになり、その後の人生は急展開を迎える。

イエスマン “YES”は人生のパスワード - Wikipedia

 

主人公カールの行動マインド

あらすじにある通り、セミナーを経てカールは全てに「イエス」と答えることなります。

イエス」と答えることでトラブルに巻き込まれたり、何かを失ってしまうのですが、それは一時的なもので、

最終的に見返りが来て、幸せにつながります。

そしてカールはそれまでの憂鬱な生活から脱却することに成功し、幸せを掴むことになります。

 

プランドハップンスタンスセオリーとの類似性

プランドハップンスタンスセオリーとは日本語で「計画的偶発性理論」と訳され、キャリア選択や形成の際によく使われる理論です。

近年の変わりゆく経済状況や国際事情、それに伴う雇用形態の変化によってキャリアは偶然の出来事、予期せぬ出来事に対し、最善を尽くし対応することを積み重ねることで形成されるという前提のもとで作られました。

そして理論は以下のような特徴を持っています。

  • 好奇心(Curiosity):新しい学習機会を模索すること
  • 持続性(Persistence):失敗に屈せず努力をすること
  • 楽観性(Optimism):新しい機会が「必ず実現する」「可能となる」と捉えること
  • 柔軟性(Flexibility):信念、概念、態度、行動を変えること
  • リスク・テイキング(Risk-taking):結果が不確実でも行動を起こすこと

プランドハプンスタンスとは - コトバンク

 

 近頃、学生の積極的なボランティアなどが盛んになっていることもプランドハップンスタンスセオリーへの多大なる共感ということが一つの原因になっているとも考えられるでしょう。

 

話を映画に戻しますと、

主人公カールはこの理論を実践していると言えます。

以下のように当てはめるとお分かりいただけるのではないでしょうか。

  • 好奇心(Curiosity):セミナーに足を運んだ
  • 持続性(Persistence):ガス欠になった後、数キロ歩いてガソリンスタンドに向かった
  • 楽観性(Optimism):休日出勤を受け入れる
  • 柔軟性(Flexibility):ピーターに今までの言動を謝罪する
  • リスク・テイキング(Risk-taking):必ず「イエス」と答えることを決意する

 

まとめ

プランドハップンスタンスセオリーを実践することはもちろんキャリア形成にも大きなメリットをもたらしますが、

普段の生活から実践することで、カールのように幸せを掴むことに成功する可能性も高まります。

ですので、皆さんもプランドハップンスタンスセオリーを日頃から頭に留めて、「イエスマン」を目指しましょう!

 

 

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